令和の初春 梅花の宴
- 2020.02.19 Wednesday
- 08:55
先月、東京国際フォーラムで開催されていた
「J−CULTURE FEST 平安宮廷スポーツミュージアム」
という展示を見てきました!
万葉集から源氏物語、ご大礼の儀式まで、衣装もミニチュアも素晴らしかったですが
令和の典拠、万葉集の梅花の宴の展示は、今年ならではかも知れません。
令和の由来となった、序文
「初春の好(令)月にして、空気はよく風は爽やかで(和らぎ)、
梅は鏡の前の美女が装う白粉のように開き、蘭は身を飾った香のように薫っている。」
ここまでは知っていましたが、後半もまた素敵でした。^^
「ここに天を笠とし、大地を座敷にして、膝を近づけて酒を酌み交わす。
〜人々はさっぱりと自らの心のままに振る舞い、快く心が自ずと満ち足りている。
これを文筆にしなければ、どのような時に心を表現することができよう。
〜この庭の梅を詠んで、感じたままの短歌にしようではないか。」
(展示現代語訳)
広い空の下で、大地に腰を下ろし、互いに心を開き、
満ち足りた気持ちを、梅の歌で表す。
万葉の時代の人々の、豊な時間が感じられました。
新元号の令和には、このような景色があったのだと分かると
新しい時代が楽しみになります。^^
こちらは、万葉衣装。
飛鳥好きにはたまらない展示でした♪
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