春告草
- 2019.02.22 Friday
- 17:59
立春を過ぎ、温かい日も増えてきましたね。^^
先日立ち寄ったあけぼの山では、梅が8分咲になり、
春の陽気にピクニックをしている方もいらっしゃいました。
梅は、その色と香りで春の訪れを告げる花として、
春告草とも呼ばれるそうです。
今では日本の花というと桜を思い浮かべますが、
平安時代までは、花と言えば梅をさし、
万葉集にも2番目に多く歌が詠まれるほど、愛されていたようです。
毎年、舞のサークルで奉納発表会をさせて頂く
成子天神さんのご神紋も、梅です。^^
菅原道真公が太宰府に左遷されたとき、邸内の梅の木に向かい
「こち吹かば匂い起こせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」と詠んだので、
その梅の木が天満宮に飛んだ、という飛梅伝説が有名ですね。
道真公の時代は白い梅が主流で、その後、平安の宮廷文化の成熟と共に
紅梅へと人気が高まっていったようで、
つまみ細工にも、様々な紅梅の重ね色目を参考にさせて頂いています。
舞の発表会については、こちらのブログに詳しくありますので、
よろしかったらご覧下さい。^^
また、こちらはサークルメンバーのみさきさんが主になって
広く和の文化についてお伝えしていくブログです。
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